マルタ留学３ヶ月で実際にかかった費用
マルタいいかも！と思って留学サイトを調べていると「マルタは他と比べて留学費用が安い」という説明を目にすることが多いと思います。
これには注意が必要！
結論、私は３ヶ月で210万円使いました。
さて多いでしょうか、少ないでしょうか？
私は日本から日用品や洋服などをあまり持って行かなかったことで多少出費が増えてしまいましたが、１ヶ月あたり７０万円です。
内訳を詳しく説明していきます。
たしかに留学費用自体は安め
私が通っていた語学学校ESEは、3ヶ月間の学費と滞在費で62万円でした。
（円安前なので今はもうちょっと値上がりしているかも…）
アパート滞在費や学費はイギリスやアメリカに比べると安いです。
こちらが学校の外観。中も清潔感があります。
ひろびろとしてとても明るい学校です。
生活費、娯楽費も大切な費用
学費を支払っても、現地での生活にはもちろんお金がかかります。
食費や移動も全て自分で支払います。
私の１ヶ月あたりの出費を以下にまとめてみました。
大体12万円程度ですね。
日本での生活とあまり変わらないような気がします。
| １ヶ月あたり、学費以外でかかった費用 | 金額 |
|---|---|
| 生活費（スーパー、カフェ、日用品、交通費など） | ４万円〜５万円 |
| レベルアップによるクラス変更→教科書購入 | ２万円 |
| EU圏内の旅行費 | ５万円〜 |
物価はぶっちゃけ普通（むしろ日本の方が安い）
私のマルタでの生活費は１ヶ月約400ユーロから500ユーロ（５万円）。
物価に関してはフランスやイタリアなどヨーロッパの他の国とほぼ変わりません。
学校の先生に聞いてみたところ、一昔前までは確かにもう少し物価が安かったとのこと。
EUに加盟し通貨がユーロに変わってから物価がだんだん上がり、
今は他の国とそんなに変わらないよ〜
とのことでした。
私の体感としても、特に安さは感じませんでした。
安いものがあったとしても味はイマイチ、日用品ならそれなりの使用感です。
日本の100均のクオリティの高さと牛丼屋のありがたみを痛感しました。
マルタは物価が安いらしい！＝無双状態だぜ！という感覚は捨てましょう。
EU圏内に格安で旅行に行ける！＝時期・時間帯による
私の１回あたりの旅行予算は大体500ユーロ（約65,000円）。
マルタを選ぶ理由のひとつにEU圏内への気軽な旅行が挙げられます。
これを十分楽しみたいのなら資金確保は必須。
学校がおやすみの日には近隣の国までプチ旅行！LCCなら100ユーロ以下で行けちゃう！
的な案内もよく耳にしますが、これは最安値の話。
平日の早朝や深夜の便です。
学校が休みの週末、普通の時間帯の便だと普通に300ユーロくらいします。
当たり前の話ですが、、私は盲点だったのでご注意ください。
※値段が安いからといって暗い時間に一人で空港まで行くのは治安の面からもあまりお勧めできません。女性は特に注意！
この辺りも考慮して留学資金を貯めることをおすすめします。
せっかく行ったのにお金がなくて楽しめないのは残念すぎますからね。
忘れちゃいけない、東京の家賃
東京の家賃３ヶ月分、27万円。
３ヶ月の短期留学の場合、ひとりぐらしの部屋を解約せずに行かれる方も多いのではないでしょうか。
そうなると容赦無く毎月の家賃はかかり続けます。
私の場合は９万円×３ヶ月＝27万円。
これもあらかじめ貯金しておく必要があります。
これを回避するためには、部屋を解約してから留学に行く、実家で暮らす、など対策を取る必要があります。
結論、留学費用は多いに越したことはない
以上のことから、マルタ留学は安いらしいという期待は大きくもたないことをおすすめします。
私の予算は160万でしたが、結果大きく上回る210万円の出費となってしまいました。
（これでもイギリス留学などに比べたら全然安いんですけどね…！）
また、行った実感として思ったのが３ヶ月と言う微妙な期間。
旅行者と在住者の狭間のような気持ちなので、普通の生活をしつつ、旅行して、食べて、経験したいという欲が出ます。
１年留学ならもう少しコストを抑えられるかもしれませんね。
結果として大満足な留学だったので問題ないのですが
ヒヤヒヤしないように頑張って使えるお金を貯めておきましょう。
コメント